さて、引き続き、今回もWowTalkの醍醐味である、「機能カスタマイズ」についてご紹介したいと思います。
【前回の記事】
前回は、WowTalkに参加している社外人材が共有機能にアクセスできないようにする、
という具体例で機能カスタマイズの設定をおこないました。
本日は、下記の事例で機能カスタマイズを試してみます。
【ケース2】管理職と社員とでアクセスできるメンバーを分けたい
WowTalkに会社の組織図を反映した後、「複数の部門をみている管理職や役員と、
一般の社員とではコミュニケーションできるメンバーを変えたい」というお話をよく聞きます。
例えば、役員は全社員と連絡ができ(一番広い)、管理職は管轄する部門の社員全員と連絡ができ(中間)、
一般社員は自分の所属部門の社員とだけ連絡ができる(一番狭い)ようにするといったイメージです。
WowTalkでは、こういった複雑な設定もおこなうことができます。
これを実現するための設定は、(一般的には、役員や管理職の方が少ないため)次のようになります。
- 全社設定:パーティション機能を有効化
- 個人設定(ロール)1:パーティション機能を有効化
- 個人設定(ロール)2:パーティション機能を無効
では、やってみましょう。
設定1)
セキュリティ>パーティション
こちらでは、2つのチェック項目の両方を「有効」にします。
※設定箇所が、機能カスタマイズ>全社設定ではないのでご注意ください。
設定2)
機能カスタマイズ>個人設定
ロールの右にある「+」ボタンを押して新規にロールを追加します。
※例えば、「管理職」という名称のロールを作ります。
「管理職」>パーティション>2つのチェック項目の両方を「有効」にします。
設定3)
機能カスタマイズ>個人設定
ロールの右にある「+」ボタンを押して新規にロールを追加します。
※例えば、「役員」という名称のロールを作ります。
「役員」>パーティション>1つ目のチェック項目を「無効」にします。
設定4)
メンバー>管理職のアカウントの右端にある「・・・」から「ロール設定」を選択し、
先ほど作った「管理職」を選択して確認を押します(下図、赤線の佐藤さん)。
同様に、役員のアカウントのロール設定では「役員」を選択します(下図、緑線の山田さん)。
このように設定することで、社員は自分の所属部門の方と上下関係にある部門の方とのみ連絡が取れ、
管理職は管轄部門の社員全員、役員は全社員と連絡を取ることができるようになります。
なお、パーティション機能は、上下関係にある部門に所属するメンバーと連絡が取れ、
並列関係にある部門に所属するメンバーとは連絡が取れないようにする仕様です。
※どの部門にも所属していないメンバーとも連絡を取ることができます。
またWowTalkでは、所属部門を複数設定することができます。
次回は、これらの仕組みを利用して、さらに複雑な部門設定をおこなってみたいと思います!
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